ホテル・ブライダル用語『上げ膳据え膳』とは?
ホテル・ブライダル用語『上げ膳据え膳』とは?
結婚式を挙げるときによく耳にする言葉に「上げ膳据え膳」があります。この言葉は、結婚式の準備から当日まで、すべてがホテルやブライダル会社によって準備され、新郎新婦は何もする必要がないことを意味します。
上げ膳据え膳の意味と由来
「上げ膳据え膳」という言葉は、平安時代に貴族の間で使われていた言葉です。当時は、貴族たちは家の中で食事をすることが多かったので、食事の準備はすべて召使が行っていました。召使は、料理を膳にのせて貴族たちの前に差し出し、貴族たちはその膳を自分の前に置いて食事をしました。
このことから、「上げ膳据え膳」という言葉は、何もせずにもてなしを受けることを意味するようになりました。結婚式における「上げ膳据え膳」も、この意味で使われています。